現在でも、仏教の「諏訪大明神」を祀り、いにしえの神仏習合の息吹を伝えるとともに、諏訪家や諏訪高島藩との深い関わりからもたらされた数々の宝物、信州の真言宗寺院の中核であった歴史より伝えられた書籍、古文書、法具など多くの文化財、四季折々の移ろいを色濃く映し出す「名勝庭園」を有する「諏訪の歴史を肌で感じられる」寺院です。ぜひ、この土地が育んだ「歴史」をご覧にご参拝ください。
神道と仏教が一体化していた神仏習合の時代には「諏訪大明神」として祀られていた普賢菩薩像をはじめ、諏訪大社にゆかりの宝物が多く残されているのが佛法紹隆寺。なかには日本の仏師の最高峰・運慶作と伝えられる不動明王立像もあります。長くあくまで伝承とされていましたが、近年の研究では運慶が生きていた時代、運慶の率いる運慶工房でつくられたことが判明しています。
このほかにも6,000点を越える文化財や安土桃山時代から各時代につくられた名勝庭園など貴重な遺産の数々が残されています。また、秋には高さ40mの天然記念物・夫婦銀杏が美しくライトアップされる紅葉スポットとしても愛されています。
料 金 | |
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一 般 | 500円(中学生以下無料) |
団体(20名以上) | 400円 |
檀 家 | 無 料 |
拝観時間 | 午前9時~午後4時 |
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